家計・守り基礎 ・ 約2分リスク管理
病気で休んだら? — 傷病手当金と高額療養費
医療費と収入減、それぞれに公的なセーフティネットがあります。2026年8月の改正もここで整理。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、大きな病気をしたら医療費で破産…みたいな話、実際どうなんですか?
ポコ(先輩研究員)
日本には「高額療養費制度」があって、保険がきく医療費の自己負担には月ごとの上限があるんだ。年収370〜770万円の会社員なら月8万円台。だから保険診療の範囲では、医療費そのものが青天井になることはない。ただし差額ベッド代や先進医療は対象外だよ。
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ロイ(新人研究員)
最近変わるって聞いたけど、ほんとですか?
ポコ(先輩研究員)
2026年8月の診療分から上限が段階的に引き上げられる(たとえば年収370〜770万円の区分は月80,100円+α→85,800円+α前後)。一方で、長期療養の人向けの「多数回該当」(直近12ヶ月で3回上限に達した後の4回目以降は44,400円)は据え置き、年間の上限(同区分で約53万円)も新設される。負担は少し増えるけど上限がある構造は変わらない。
医療費より怖いのは収入減
ロイ(新人研究員)
休んでる間のお給料はどうなるんですか?
ポコ(先輩研究員)
会社員・公務員には「傷病手当金」— 給与(標準報酬)の約3分の2が、通算で最長1年6ヶ月支給される。医療費に上限があり、収入も3分の2残るなら、家計へのダメージは思ったより限定的なことが多い。一方、自営業・フリーランスには傷病手当金がない。医療費の備えより「休んだら収入ゼロ」への備えが本丸なんだ。
ポコ(先輩研究員)
おかねラボのもしもタブで「大きな病気で1年休んだら?」を選ぶと、この傷病手当金(会社員は2/3・自営業は0)と高額療養費の上限を織り込んで計算するよ。医療保険を考える前に、まず公的保障でどこまで守られているかを自分の数字で見てみて。
出典(一次資料)
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言・保険募集ではありません。制度の内容は執筆時点のものであり、将来変わる可能性があります。個別の税務・社会保険の取り扱いは各制度の窓口や専門家にご確認ください。 プライバシーポリシー ・ 特定商取引法に基づく表記 ・ 利用規約