考え方基礎 ・ 約2分ライフプランニング制度確認: 2026年8月
資産はあるのに使えない? — 流動性の話
総資産が十分でも、すぐ使えるお金が足りず詰まることがあります。iDeCo・自宅・こどもNISAは「ある」けど「使えない」資産です。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、シミュレーションで「総資産では払えるが、◯歳ごろ預金不足」って出たんです。資産があるのに足りないって、どういうことですか?
ポコ(先輩研究員)
「いくら持っているか」と「いま使えるか」は別問題、という流動性の話だね。資産には換金しやすさの序列がある — 預金は即日、NISA・特定口座は売れば数日で現金化できる。でもiDeCoは原則60歳まで引き出せないし、こどもNISAは子のための資産、自宅は住み続けたまま日々の支払いには充てにくい。この「使えない資産」が多いと、総資産は立派でも支払いに詰まるんだ。
ロイ(新人研究員)
どういうときに詰まりやすいんですか?
ポコ(先輩研究員)
典型は教育費のピーク(大学)と住宅の頭金。50代で資産の大半がiDeCoと自宅だと、子の学費の振込に使える現金が足りない、が起きる。おかねラボはこれを2段構えで見ていて、資産推移の警告とは別に、「支払いに使える資産」(60歳前のiDeCo・こどもNISAを除く)が尽きる確率も計算している。ホームの警告で「現金不足」が出たらこのサインだ。
対策はシンプル
ロイ(新人研究員)
詰まりそうなときは、どうすれば?
ポコ(先輩研究員)
①生活防衛資金(生活費の3〜12ヶ月分)を常に現金で確保する。②大きな支払いの2〜3年前から、投資を計画的に取り崩して現金化しておく(直前の暴落で売らされないため)。③節税枠は魅力的でも、60歳まで触れないiDeCoに現金を入れすぎない。入力タブの「取り崩しの予定」で、いつ・いくら現金化するかを設計できるよ。
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出典(一次資料)
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