老後・年金基礎 ・ 約2分ライフプランニング
「老後2000万円問題」— あなたの場合はいくら?
2000万円は平均世帯の計算で、中身は「月5.5万円の赤字×30年」というただの掛け算。あなたの年金と生活費で計算し直すのがこの記事のゴールです。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、動画を見てたら「老後2000万円問題」っていう解説が流れてきて、急に不安になりました。あれって結局、みんな2000万円必要ってことなんですか?
ポコ(先輩研究員)
違うんだ。あれは2019年の金融庁の報告書にあった平均の高齢夫婦無職世帯の話で、中身は「実収入 約21万円 − 支出 約26万円 = 毎月約5.5万円の赤字」×12ヶ月×30年 ≒ 2,000万円というただの掛け算。あなたの年金と生活費が平均と違えば、答えも当然変わる。
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ロイ(新人研究員)
自分の場合は、どう計算すればいいんですか?
ポコ(先輩研究員)
上の図がまさにそれ。あなたのプランの年金の手取り(税・社会保険料を引いた後・いまのお金)をエンジンで計算して、スライダーの生活費との差を「毎月のギャップ」として出している。ギャップ×年数が、退職金・貯蓄・運用の取り崩しで埋める金額。2,000万円という他人の数字より、この自分のギャップのほうがずっと大事だよ。
ロイ(新人研究員)
もし2,000万より大きくなっちゃったら、どうしたら…
ポコ(先輩研究員)
慌てなくていい。埋める手段は1つじゃないから: ①生活費の見直し(月1万円×30年=360万円)、②年金の繰下げ(70歳受給で+42%)、③少し長く働く(ギャップの年数が減る+厚生年金も増える)、④取り崩しの設計。どれが効くかは人によって違うから、もしもタブで組み合わせて試すのがおすすめ。
数字の注意書き
ポコ(先輩研究員)
図は「いまのお金」で表示している(インフレ調整済み)。医療・介護の上振れや持ち家の修繕、住居費の違いは生活費側に入れて考えてね。元ネタの報告書自身も「平均像であり、個々の状況で大きく異なる」と繰り返し書いている — 大事なのは2000万という数字ではなく、自分の数字を知ることだよ。
出典(一次資料)
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