考え方基礎 ・ 約1分モデルと前提
「いまのお金」と「将来の額面」— どっちで見る?
30年後の3,000万円は、今の3,000万円と同じ価値ではありません。名目と実質の違いを整理します。
執筆視点: データサイエンティスト / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、お金の価値ってずっといっしょなんでしょうか?
ポコ(先輩研究員)
それが違うんだ。インフレ(物価上昇)があると、同じ金額でも将来は買えるものが減る。年1.5%でも30年で物価は約1.56倍。将来の見かけの金額(名目)は大きく見えても、実際に買える量(実質)はそれほどでもない、ってことが起きる。
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ロイ(新人研究員)
名目と実質って、どう違うんですか?
ポコ(先輩研究員)
名目=将来の通帳に並ぶ金額そのもの。実質=それを今の物価に換算した体感の価値だよ。老後の必要額や資産寿命を判断するなら、実質(今日の物価)で見る方が直感に合う。名目だけ見ると「5,000万円もある」って安心しがちだからね。
おかねラボの表示切り替え
ポコ(先輩研究員)
おかねラボでは役割で分けているよ。資産の残高やグラフは「いまのお金」が基準(購買力で判断するため。ホームで将来の額面にも切り替えられる)。一方、くわしくタブのキャッシュフロー表は各年に実際に動く金額(将来の額面)で固定— 給料や生活費はその年の実額だし、そうしないと前年の残高+収支=今年の残高、という表の辻褄が合わなくなるからね。前提のインフレ率は入力タブで変えられるよ。
出典(一次資料)
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