税・口座応用 ・ 約2分タックスプランニング制度確認: 2026年8月
住宅ローン控除は「残高×0.7%」が全部戻る?
戻るのは「残高×0.7%」と「あなたが払った税額」の小さい方。借入限度額・住宅性能・入居年でも変わります。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、住宅ローン控除って「残高の0.7%が戻る」んですよね。3,000万円借りてたら毎年21万円?
ポコ(先輩研究員)
上限がいくつもあるんだ。まず戻るのは自分が払った所得税(+住民税の一部・上限9.75万円)まで。年収がそれほど高くなくて所得税が15万円なら、21万円の枠があっても戻りは15万円+住民税分まで。「控除額=戻る額」ではないんだよ。
ロイ(新人研究員)
ほかにも上限があるんですか?
ポコ(先輩研究員)
借入限度額という枠があって、残高がそれを超えた分は計算対象外。この限度額が住宅の省エネ性能・入居年・子育て世帯かどうかで変わる(たとえば新築の省エネ基準適合住宅で3,000万円、認定住宅なら上乗せ、子育て・若者夫婦世帯はさらに優遇、省エネ基準を満たさない新築は原則対象外)。既存(中古)住宅も性能などで借入限度額が異なり、2026年以降の入居は省エネ基準適合以上なら原則13年、その他の既存住宅は10年だ。
繰上返済との相性
ロイ(新人研究員)
控除の期間中に繰上返済すると、どうなるんですか?
ポコ(先輩研究員)
2つ効く。①残高が減るぶん翌年以降の控除も減る。②期間短縮型で当初の最初の返済月から新しい最終返済月までの通算が10年を切ると、その年以後は控除自体が受けられなくなる。だから控除期間中の大きな繰上は慎重に。おかねラボは購入予定のローンを償還表で計算し、控除の残高減・繰上の影響まで織り込むから、「繰上と積立どっち?」の記事と合わせて自分の数字で確かめてみて。
出典(一次資料)
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