考え方応用 ・ 約2分金融資産運用
使う時期が近づいたら、リスクはどうする?
若いうちはブレに耐えられても、使う直前の暴落は取り返しがききません。「だんだんリスクを下げる」という考え方と、おかねラボでの試し方を説明します。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
ポコ先輩、退職の直前に暴落が来たらどうなるんですか?
ポコ(先輩研究員)
それが一番こわいパターンなんだ。若いうちの暴落は「回復を待つ時間」があるけど、使う直前の暴落は待てない。だから一般に、お金を使う時期が近づくほど、株式のようなブレの大きい資産を減らして、債券や現金のようなブレの小さい資産に移していく考え方があるよ。
ロイ(新人研究員)
それって何か名前があるんですか?
ポコ(先輩研究員)
「グライドパス」と呼ばれる(飛行機が着陸に向けて高度を下げる軌道のこと)。この考え方を自動でやってくれる investment 商品が「ターゲットデートファンド」で、退職想定年に向けて中身が勝手に保守的になっていく。米国の401(k)ではこれが標準の選択肢になっているんだ。
トレードオフも知っておく
ロイ(新人研究員)
早めに下げたほうが安心ってことですか?
ポコ(先輩研究員)
そこはトレードオフがある。リスクを下げる=期待リターンも下がるから、早く下げすぎると資産の伸びが鈍って、逆に老後の資金が足りなくなることもある。「何歳から・どのくらい下げるか」に唯一の正解はなくて、あなたの資産額・年金・支出しだいなんだ。
ロイ(新人研究員)
おかねラボで試せますか?
ポコ(先輩研究員)
試せるよ。入力タブ→運用の前提→「年齢で運用前提を変える」で、◯歳からリターンとブレ幅を変えられる。もしもタブの「退職前からリスクを抑えたら?」でワンタップ比較もできる。下げた場合と下げない場合で、もつ確率がどう変わるかを自分の数字で見比べるのがいちばん納得感があるよ。※ここでの数字は試算の前提であって、特定の商品の推奨ではないからね。
出典(一次資料)
- 金融庁 つみたてNISA早わかりガイドブック(長期・積立・分散)
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