税・口座基礎 ・ 約2分金融資産運用制度確認: 2026年8月
NISAの枠は「世帯」ではなく「1人ずつ」
年360万円・生涯1,800万円の枠は1人あたり。夫婦なら2倍です。売却で枠が復活するルールと、名義の考え方も。
執筆視点: ファイナンシャルプランナー / 新人研究員ロイがきいて、先輩ポコがこたえる対話形式です
ロイ(新人研究員)
先輩、NISAの「生涯1,800万円」って、うちみたいな夫婦だと2人で1,800万円なんですか?
ポコ(先輩研究員)
いや、1人1,800万円。年間の枠(つみたて120万+成長240万=360万円)も1人あたりだ。だから夫婦なら世帯で年720万・生涯3,600万円まで非課税にできる。片方の名義だけで積み立てていると、この半分を眠らせていることになるんだ。
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ロイ(新人研究員)
もう枠を使い切っちゃった場合は、どうにもならないんですか?
ポコ(先輩研究員)
実は売れば枠が戻る。NISA内の商品を売却すると、その買ったときの値段(簿価)の分だけ、翌年以降に生涯枠が復活する。たとえば簿価100万円分を売れば、翌年また100万円ぶん非課税で買い直せる。年間360万円の枠は復活しないから「今年中に入れ直す」はできないけど、生涯枠は使い捨てじゃないんだ。
名義はお金の出どころと合わせる
ロイ(新人研究員)
じゃあ夫婦で枠を分けるとき、気をつけることはありますか?
ポコ(先輩研究員)
NISA口座は本人名義のお金(自分の収入・資産)で積み立てるのが原則。片方の収入から相手の口座へ資金を移して積み立てると、それは贈与になり得る。暦年課税の基礎控除110万円は「受け取る人1人が、その年に全員から受けた贈与の合計」に対する枠だから、他の贈与と合わせて超えれば贈与税の対象だ。大事な注意 — おかねラボの自動配分(月10万円超を配偶者名義で計算)は、NISA枠と名義ごとの課税を試算するためのモデルで、資金の出どころや贈与税は判定していない。配偶者名義の積立は配偶者自身の収入・資産で行う前提だよ。枠は人単位 — これがこの記事でいちばん覚えてほしいこと。
出典(一次資料)
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